アニメヒロアカ第8話「スタートライン、爆豪の。」管理人の感想とネタバレ
管理人の『花蓮』です!
アニメ「僕のヒーローアカデミア」のアニメ第8話の考察をやっていきましょう。
タイトルは「スタートライン、爆豪の。」
第4話のタイトルが「スタートライン」で主にデクの内面や心情を描いていたのに対し、今回は“爆豪の。”とついていますので、爆豪に焦点が当たることでしょう。
アニメ冒頭は爆豪の回想、前回の振り返りから始まります。
幼少期からプライドの高い爆豪は、デクに「どんな個性が発現したとしても、俺には一生勝てない」と言い切っています。
それくらい自信があったのでしょう。
そんなデクと戦闘訓練で初めて正面からぶつかりました。
結果としては、デクとお茶子のヒーロー側の勝利でした。
個性を隠していたことがそんなに腹が立つことなのかと思いますが、見返して感じたのが“見下しているデクごときが”個性があることを隠して騙していたこと
つまり、格下のデクが何をしようと爆豪のカンに触れば全てがむかつくことになります。
なんという自分主義なんでしょう。
それだけ自信とプライドに満ち溢れているわけです。
そんなデクの個性を目の当たりにし、その威力を目撃しました。
デクのワン・フォー・オールの“スマッシュ”の威力がとんでもないこと。
対して、自分の攻撃はデクに左手で防がれたこと。
つまり、クセである右の攻撃を読まれていたのです。
もし、スマッシュを爆豪に向けて放っていたら、爆豪の体はただでは済まないはずです。
さらに、攻撃はかわされたうえで、スマッシュを頭上に放ちお茶子のサポートをして核を奪取しました。
戦闘でも負けて、訓練でも負けて、爆豪は完膚なきまでに敗北したのです。
(実際は爆豪はほぼ無傷でデクはボロボロですが)
自分はデクに負けたと一瞬でも思ってしまったからこそ、爆豪のプライドは根底から崩れさってしまったことでしょう。
そんな爆豪にオールマイトは声をかけ、今回の戦闘訓練の講評に移ります。
今回の戦闘訓練のベストは飯田でした。
理由を生徒に問いかけると、生徒が答えます。
爆豪は独断暴走、屋内での危険な爆破攻撃。
デクも私情を挟んでの戦闘に大規模破壊攻撃。
お茶子は中盤の気の緩みに最後の博打に近い攻撃……とズバズバ切り捨てていきます。
一方、飯田が一番状況に順応し、役割を遂行した。とのことです。
ぐうの音の出ない正論に反論の余地のない他の生徒。
この優秀な生徒こそ、雄英高校の推薦入学者の1人“八百万 百(やおよろず もも)”
名前が全て漢数字ですね。
何か数字に関する個性でも持っているのでしょうか?
容姿端麗・頭脳明晰。
このクラスの頭脳的なポジションになりそうな予感です。
それだけに異様な胸元パックリと超ミニなスカートが気になります。
このコスチュームも本人の要望なのでしょうか?
そんな中、場所を移し次のチームの戦闘訓練が始まります。
ヒーロー側は“障子 目蔵(しょうじ めぞう)”と“轟 焦凍(とどろき しょうと)”
対するは“尾白 猿夫(おじろ ましらお)”と“葉隠 透”チーム
障子は受験の実技試験の際に数コマですが登場していましたね。
そして、相澤先生の体力テストでは握力540キロを記録。
ここは自慢のパワーを見せつけるのでしょうか?
そんな障子の個性は“複製腕”
手にコウモリのような膜を通して両手に2本ずつ触手が生えています。
その触手の先に自身の身体を複製することができるとのことで、その先に目や口を複製して情報収集や攻撃に活用していました。
恐らく「壁に耳あり障子に目あり」からきているのでしょう。
見た目的にはかなりヴィラン寄りですが、手を複製すれば攻撃する手は6本になり、さらにその怪力も相まってかなり強そうです。
そんな障子の出番を奪ったのが轟焦凍でした。
一瞬で建物ごと氷漬けにし、相手を無力化し訓練が終了です。
轟焦凍の個性は“半冷半燃”右で凍らし左で燃やす個性です。
氷を使うキャラと言えば強キャラのイメージが強いと思います。
他作品でいうと、ワンピースの青キジやBLEACHの日番谷冬獅郎などが思い浮かびます。
しかし、触れただけで一瞬で建物全体を凍らせる氷結スピード、高校1年生ということを考慮すると、氷キャラでかなり強者の部類ではないでしょうか?
そんな焦凍も推薦入学組で、さらに相反する“燃やす個性”も持っているということで、焦凍の強さの底が見えません。
それに対して他の戦闘訓練は端折り気味に消化されました。
原作では1コマで終わりましたが、アニメでは少し各生徒の個性の一部分を軽く見せただけに留めています。
きっと他のところで紹介・活躍する場面が用意されていることでしょう。
と、いったところで戦闘訓練の授業は終わりです。
何やら急いでいる様子のオールマイトは手短に総括し、授業を終え急いで撤収します。
それもそのはず、授業の時間に頑張って耐えていたものの、すぐに気を抜けばトゥルーフォームに戻ってしまうギリギリの状態だったのです。
それくらい、オールマイトの活動時間は日に日に短くなってきているのです。
オールマイトも爆豪のことは気にかけており、「自尊心の塊、膨れきった心ほど脆い」と称しています。
教師として、爆豪を何とかフォローしなければいけないと考えています。
しかし、今気になるのはデクのこと。
入学早々、三度目の負傷で保健室へ。
リカバリーガールの治療には本人の体力を消耗するとのこと。
連続での治療はできず、今回は応急処置に留めます。
そんな一連の会話の中で、オールマイトのトゥルーフォームのことを知っている教師は何人かいるが、個性の秘密について知っているのは、リカバリーガールを含む数人とのこと。
その個性の秘密がバレればヴィランは活気づき、今の平和が保たれている均衡がいつ崩れてもおかしくないというのです。
そして、それはワン・フォー・オールを受け継いだものの宿命であり、いずれデクもそれを背負っていかなければならないのです。
そんなことを知ってか知らずか目が覚めたデクは教室に戻ります。
デクを迎えるクラスメイトたちは戦闘訓練の反省会をしており、デクの話題について盛り上がっていたようです。
爆豪と互角に渡り合っていたこと
機転を利かし爆豪・飯田チームから勝ったこと
何よりビルを破壊した派手な個性にクラスは大盛り上がりです。
アニメでは青山が話しかける最中に会話を遮られるというお決まりのシーンが追加されていました。
こうしたナルシストイジラれキャラは扱いやすいのでしょうか、アニメでもちょいちょい挟まれており、作者にもアニメ制作スタッフに愛されているようです。
こうして一気にクラスに打ち解けたデクですが、そこに爆豪の姿はありません。
爆豪は先ほど帰ったそうでデクはその後を追います。
ギリギリ追いつき、呼び止めるデク。
デクに呼び止められ、またイライラしている爆豪。
そんなデクから出た言葉は
「自分の個性は人から授かった個性なんだ」
と、いきなりオールマイトとの約束を反故にします。
突然わけのわからないことを言われ、さらにイライラする爆豪ですが、デクは続けます。
「今はまだ制御できないけれど、いつかちゃんと自分のモノにして“僕の力”で君を超えるよ」
本当は騙していないと弁解にきたはずなのに、自分でも予想外の言葉が飛び出しデク自身も驚きます。
しかし、爆豪はそんなことよりもデクに負けたという事実に自分が許せないようです。
「だからなんだ?今日俺はてめぇに負けた!そんだけだろが!」
デクに個性の威力でも作戦でも訓練でも負けただけでなく、焦凍の圧倒的な強さや、百の言うことに図星を突かれ、上には上がいることを知ったのです。
自尊心やプライドを粉々に砕かれたうえで爆豪はこう宣言します。
「こっからだ!俺は!いいか!?俺はここで一番になってやる!!」
「俺に勝つなんて二度とねえからな!!」
と目に涙を溜めながら言い放ちます。
自身の弱さを認めたうえで、改めて一番になると宣言しました。
それは今までのセンスや個性に任せた根拠のない自信ではなく、しっかりと自分と見つめ合い、今の自分を認めたうえでの宣言でした。
それに「俺に勝つなんて二度とねえからな!!」というセリフ。
これは逆に言えば「一度はデクに負けたことは認めた」とも読み取れます。
あのプライドが高い爆豪がこんなことを言うでしょうか?
つまり、デクは強い、そんなデクをもう道端の石ころではなくライバルと認め、自分はそんなデクに負けたことを受け入れたうえで次は負けないと宣言したとも取れます。
そんな2人のところに合流するオールマイト。
オールマイトはヘコんでいるであろう爆豪にフォローを入れようとしますが、
「俺はあんたをも超えるヒーローになる!」
と言い放ちます。
勝手に立ち直っており、完全に出遅れたオールマイトでしたが結果オーライでしょう。
完全に火が着いた爆豪に感化され、デクも変わらず爆豪を追い続けることを心の中で強く誓います。
と、いったところでメインのお話は終了です。
タイトル通り、今回は爆豪にスポットが当たった回で、爆豪の心理描写が丁寧に描かれていました。
今まで、単に傍若無人だった爆豪が己と向き合い、改心していく様子は1話からのアンチ爆豪も見直したことでしょう。
それだけ重要なキャラで重要な回だったと言えます。
そんな中、話のラストに
「僕らは知ることになる、オールマイトが言っていた真に賢しいヴィランの恐怖を」
と何やら不穏な空気が漂ったところで今回の話は終わりです。
これから本格的にヴィランとぶつかることになるのでしょうか?
そのあたりも注目していきましょう。
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